お酒の好きな人に読んでもらいたいブログ

お酒好きな私がお酒について適当にかいていくブログです。

お酒は量より質で嗜む

 大人の特権の一つに、お酒を飲むことがあげられます。成人してまず興味を向けるのがお酒を飲むことで、とてもドキドキして飲んだ思い出があります。私が最初に飲んだお酒はビールでした。そのとき勤めていた会社の先輩に連れられ、初めて居酒屋に行きました。そして、先輩から「ビールを飲んでみろ」と勧められて飲みました。ビールを初めて飲んだ人のリアクションは、2パターンに分けられると思います。それは素直に「美味しい」と感じるか「苦い」と感じるかです。私の場合は前者で、今まで味わったことのない独特の美味しさだなと思いました。結局その後もう1杯飲み、合計で2杯飲みました。それでも特に体に酔いがまわったわけでもなく、気持ち悪くもなりませんでした。最初からそれだけ飲めたので、アルコールに対して弱い体ではないのだと知りました。

 それからは1か月に2回3回ですが、誰かとお酒を飲みに行くようになりました。ビールにハマッた後は、フルーツ系のカクテルを飲んでいた時期が長く続きました。フルーツ系のカクテルは少しジュースっぽいところがありますが、それをとても飲みやすく感じていました。好きだったのはレモンサワー、カシスサワー、巨峰サワーなどでした。アルコール度数も大して高くないですから酔いにくいですし、ほろ酔い加減で飲めるのは私にとても合っていました。

 その後は、家飲みで日本酒を飲んでいたこともありました。ビールやカクテルでお酒を飲むことには慣れてきていたので「もう少し強いお酒を飲んでみようかな」と思ったのです。それが20代の後半くらいでした。ビールやカクテルももちろん変わらず美味しいと思っていたのですが、それとは一味違う美味しさを日本酒には感じていました。特に冬は日本酒を飲むと体の芯からあたたまるような気がしていたので、それをとても心地良く感じていました。日本酒をチビチビと飲む飲み方を覚えてからは、明らかに「量より質」でお酒を嗜むようになりました。

 30代になってからはお酒を飲むと寝てしまうことが多くなったので、さらに量を減らして飲むようにしています。そして、どのお酒もとりあえず1杯ずつ飲むことを心がけ、純粋にその味を楽しんでいます。また、食事とお酒を組み合わせて飲むようになり、ますますお酒の楽しみ方は充実してきています。まずお酒をそれなりに飲める体質だったのは幸運ですし、これからも適量を守りつつ楽しいお酒を飲んでいけるようにしたいです。